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桃山堂ブログ

豊臣秀吉の<謎>、火山と古事記の探究、電子書籍への挑戦。

豊臣秀吉の「石集め文書」は古墳神社の創建伝承と重なること

大坂城を築城するとき、古墳群から石を運んでくるよう指示した豊臣秀吉の古文書が存在します。前回、紹介した古墳と一体の稲荷社・瓢箪山稲荷神社(東大阪市)が秀吉によって創始された天正十一年は、石運びの時期と一致しています。 これも大坂城の石垣につ…

東大阪市の「瓢箪山稲荷神社」は古墳であり、豊臣秀吉の創始伝承

東大阪市にある「瓢箪山古墳」には、豊臣秀吉による創始伝承をもつ稲荷神社が祀られています。この地域は山畑古墳群と呼ばれる古墳の一大集積地。大坂城築城のとき、秀吉がこのあたりの古墳から、石垣用の石を運び出させたことを示す古文書がのこっています…

キツネが大好きな油揚げの正体は「土器」なのか?

photo AC提供 フリー素材 キツネは赤いが、「お土器」も赤い ウィキペディアで今、知ったばかりのことを書くのも何なのですが、日本に棲息するキツネの正式名称を「アカギツネ」というそうです。 その名のとおり、毛皮は赤みを帯びた褐色を基調とする。 日本…

豊臣秀吉と伏見稲荷をつなぐ<土>の文化、<土>への信仰

年明け早々の神事で、稲荷山の神に土器が奉られる <土の神>としての伏見稲荷 伏見稲荷大社で毎年一月五日に開かれる大山祭は、「お土器の行事」ともいい、同社で最も重要な祭祀のひとつである──ということを知り、京都に向かったのは二〇〇九年のことでし…

日本史上の人物のなかで最も稲荷と縁の深い豊臣秀吉

秀吉を祭神とする長浜市の豊国神社のなかにある稲荷社。 秀吉の守護神は稲荷? 神道関係の本を多く書かれている戸部民夫氏の『戦国武将の守護神』は、勇猛果敢な戦国武将の神頼みの一面がわかって面白い本ですが、豊臣秀吉が最初に信仰したのは稲荷神である…

豊臣秀吉ゆかりの地には稲荷神社があるという法則

大阪市の玉造稲荷神社には豊臣秀頼奉納と伝わる鳥居が残存する。 伏見城のそばに最大の稲荷社、大坂城のそばには最古の稲荷社 豊臣秀吉に関心をもったきかっけが、大阪市の土佐稲荷神社の宮司さんから「秀吉さんは稲荷の信仰者」という話をうかがったことで…

橋場(江戸)、御器所(名古屋)、伏見(京都)をむすぶ土人形と豊臣秀吉

江戸時代からつづく伏見人形の老舗、丹嘉 土人形発祥地としての伏見 京都の伏見で誕生した伏見人形は、江戸時代以降、全国的な人気商品となった「土人形」の元祖的な存在です。 型取りした素焼きの人形に絵の具で色づけしただけの素朴な土人形ですが、このタ…

「豊臣秀吉の祖父は鍛冶かも」という情報を通して、高座結御子神社を考える

渡辺世祐『豊太閤の私的生活』 渡辺世祐(一八七四~一八五七)氏は東京大学史料編纂所に勤務したあと、明治大学教授をつとめていたアカデミズムの研究者ですが、政治家、武将としてではなく、個人としての豊臣秀吉に強い興味をもっていたようで、『豊太閤の…

熱田神宮の豊臣秀吉ゆかりの稲荷社は円形古墳だという謎

稲荷・古墳・秀吉 熱田神宮(名古屋市熱田区)から、 北に一キロほど離れた飛び地ですが、摂社の高座結御子(たかくらむすびみこ)神社が鎮座しています。 二〇一二年五月、僕がこの神社に向かったのは、境内に秀吉ゆかりの稲荷社があると聞いたからでした。…

招き猫の新聞記事を書いた結果、僕は豊臣秀吉に興味をもつようになった

わが家の招き猫軍団 読売新聞の見開き2ページで、招き猫の特集記事が掲載されるという歴史的(?)快挙 桃山堂という看板をかかげて、豊臣秀吉についての本を出しているので、どうして、そんなに、秀吉に興味があるのかと聞かれることがあるのですが、うま…