読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

桃山堂ブログ

豊臣秀吉の<謎>、火山と古事記の探究、電子書籍への挑戦。

東北地方には豊臣秀吉とは無縁の羽柴一族がいて、土師氏の子孫という事実

柴橋楯跡 ウィキペディアより転載 大江姓すなわち土師系の武将羽柴勘十郎 秀吉が名乗っていた「羽柴」という名字の由来については、織田信長の重臣であった丹羽長秀と柴田勝家にあやかるために、丹羽の「羽」、柴田の「柴」の字をとって、羽柴と称したという…

「豊臣秀吉の祖父は鍛冶かも」という情報を通して、高座結御子神社を考える

渡辺世祐『豊太閤の私的生活』 渡辺世祐(一八七四~一八五七)氏は東京大学史料編纂所に勤務したあと、明治大学教授をつとめていたアカデミズムの研究者ですが、政治家、武将としてではなく、個人としての豊臣秀吉に強い興味をもっていたようで、『豊太閤の…

熱田神宮の豊臣秀吉ゆかりの稲荷社は円形古墳だという謎

稲荷・古墳・秀吉 熱田神宮(名古屋市熱田区)から、 北に一キロほど離れた飛び地ですが、摂社の高座結御子(たかくらむすびみこ)神社が鎮座しています。 二〇一二年五月、僕がこの神社に向かったのは、境内に秀吉ゆかりの稲荷社があると聞いたからでした。…

豊臣秀吉の母親のふるさとには、東海地方で最大級の円形古墳がある

八幡山古墳のそばに掲示されている航空写真。周囲のビル、自動車から古墳の大きさがわかる。 古墳エリアとしての御器所 豊臣秀吉の母親の出生地とされる御器所(ごきそ)(名古屋市昭和区)に隣接して、鶴舞公園という大きな都市公園が広がっています。 花や…

豊臣秀吉の母親のふるさと御器所も「やきもの産地」だった

名古屋市の地下鉄御器所駅前には、「土」のモニュメントがそびえている。 「土」の記憶 デジカメの記録によると、僕はこの写真を二〇〇九年八月六日に撮影しています。 撮影場所は、名古屋市昭和区の地下鉄御器所(ごきそ)駅まえの交差点。 秀吉の母親の出…

江戸のやきもの産地は浅草の橋場(ハシバ)、秀吉の名字は羽柴(ハシバ)?

歌川広重『名所江戸百景』より「隅田川橋場の渡し かわら窯」。前景が浅草・橋場町と呼ばれた一帯で、今戸焼の窯から煙が上がっている。(今戸焼 - Wikipedia より引用) 浅草の橋場は、江戸では最大のやきもの産地だった 江戸(東京)で最大のやきもの産地…

招き猫の新聞記事を書いた結果、僕は豊臣秀吉に興味をもつようになった

わが家の招き猫軍団 読売新聞の見開き2ページで、招き猫の特集記事が掲載されるという歴史的(?)快挙 桃山堂という看板をかかげて、豊臣秀吉についての本を出しているので、どうして、そんなに、秀吉に興味があるのかと聞かれることがあるのですが、うま…

「日本列島をパナマ湾に移動することだって朝飯前」というテンプル騎士団の神秘のパワー?

世界一すごいトンデモ本 前回、ウンベルト・エーコの小説『フーコーの振り子』を、出版ビジネス本として読んだ感想を書いたわけですが、出版業界は作品の舞台であるにすぎません。 作品としてのテーマは、ヨーロッパの本の世界の<裏文化>のようなものです…

自費出版ビジネスの迷宮

業界暴露本として読む『フーコーの振り子』 ウンベルト・エーコの『フーコーの振り子』は、『薔薇の名前』に次ぐ二作目の小説です。 イタリアの小さな出版社を舞台にした小説だとなんとなく聞いたことがあるくらいで、刊行当時、手にすることはありませんで…

『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』について

電子書籍とかアマゾンキンドルの話題が出ていそうで実は…… 前回、すこしだけ触れた『もうすぐ絶滅するという紙の書物について』日本語版の発売は二〇一〇年十二月です。 二〇一〇年は電子書籍への関心が最高潮に達していたときです。 この年、「電子書籍」に…

ソニーリーダーの思い出

散歩コースにある近所の畑 キンドルがわが家に来た日 もし、あのとき、◯◯していなければ、いまごろ、◯◯だったかもしれない──。 そんなふうに自分の人生のパラレルワールドを空想することは、まったく生産的ではない時間の使い方の代表例です。 でも、もし、…

<新しい本>よ、眼ざめよと、そのおじさんは叫んだ

【お詫びと言い訳】 当ブログは開設当初、「個人出版モタモタ実験工房」のタイトルで、時系列的に出版をめぐる体験談を書こうとしていたのですが、いつのまにか、「歴史ブログ」になってしまったので、サイト名を「桃山堂ブログ」と変更しています。このエン…

あれを示す一般名詞は「電子書籍」でなく、「Eブック」のほうがよかったのでは──という、もはや手遅れの提案

ブログ内容とは無関係ですが、軍艦島の廃墟。(長崎市、自分撮影) EメールとEブック 日本で電子書籍がいまひとつ普及しないのは、「電子書籍」というネーミングが悪いからだ。 そんな説を聞いたことがあります。 誰の発言かは忘れました。 前回、短命に終…

「eBookジャーナル」創刊記念セミナーで、電子書籍への妄想はさらに膨張した

【お詫びと言い訳】当ブログは開設当初、「個人出版モタモタ実験工房」のタイトルで、時系列的に出版をめぐる体験談を書こうとしていたのですが、いつのまにか、「歴史ブログ」になってしまったので、サイト名を「桃山堂ブログ」と変更しています。このエン…

ニッチでマニアックな電子書籍に未来はあるのか

河原の石(自分撮影) 商業出版するには、テーマが狭すぎた 前回につづいて、大手出版社に送りつづけた秀吉本企画が、どうしてボツになったのかについて検討してみます。 僕がやっている小さな個人出版社・桃山堂から、出版した本はいまのところ、以下の四冊…

本とアマチュアリズム

アサガオ咲いた。 なぜ、秀吉本企画はボツになったのか 豊臣秀吉の<謎>をテーマとする本を企画し、主だった出版社に企画を売り込んだのですが、すべてボツだった経緯については、すでに報告させていただきました。 きょうからは、それをふまえて、「なぜ、…

国会議員も市会議員も「くじ引き」で選ぼう!

自分撮影。海は遠いので川の波です。 トフラーさんの選挙制度改革案 国会議員、地方議員は、くじ引きで選ぶのも一案ではないか──。 最近、読んだその本にそう書いてあるのをみて、その通り! だと拍手喝采しました。 一九八〇年ごろ、高校生だった僕は、父親…

散らかってますが、トフラーさんの予言みたいな僕の仕事場

電脳住宅の未来 イギリスのEU離脱が決まった国民投票の直後、読売新聞朝刊の一面コラムで、アルビン・トフラー氏の『第三の波』が引用されていました。 何十年ぶりかで読み返してみると、おどろくほど新鮮です。現在の自分に照らして、考えさせられること…

僕が出版社をはじめた、けっこう恥ずかしい事情

自分撮影。散歩コースにて。 テープ起こし、ゴーストライターなんでもやりました 読売新聞社をやめてしばらくは仕事らしい仕事もしませんでしたが、その後、フリーランスのライターやデザイナーが所属するオフィスに登録して、ライター稼業をしながら、自分…

殺生関白──日本史上、最高で最悪のダジャレ

秀次の居城だった八幡山城の城跡にある瑞龍寺にて。自分撮影。 命がけの政権批判だったのか 摂政・関白といえば、もちろん、公家の最高位で天皇の補佐役です。 殺生関白といえば、豊臣秀次というくらい、こちらも有名です。 摂政/殺生という同じ発音で違う…

豊臣秀次──捨て子の側室をもつ関白

自分撮影。秀次をとむらうため、母が開いた瑞龍寺(滋賀県近江八幡市) 秀次の側室リストの三〇人 僕がやっている小さな出版社のテーマのひとつが豊臣秀吉なので、このブログでも時々は、そちら関係の話題を書きたいとおもっています。 NHK大河ドラマ『真…

実験工房というけど、いったい何を研究しているのか

【お詫びと言い訳】 当ブログは開設当初、「個人出版 モタモタ実験工房」を名乗っていました。このエントリーのタイトルを「実験工房というけど、いったい何を研究しているのか」としたのはそういう理由です。たいした実験ができないので、サイト名を変更し…

ほんとうの勝負はこれからだ!

自分撮影。近くの公園。 なぜ、新聞社をやめて小さな出版社などやっているのか どうして読売新聞社をやめて、吹けば飛ぶような小さな一人出版社などやっているのか──ということは、初対面の人にときどき聞かれることです。 もちろん、こんな露骨な言葉ではあ…

自費出版に毛のはえた程度の出版社、苦悶の日々の報告です。

自分撮影。ブログ開設日の空。 ハウスクリーニング会社の社長さんは疑惑のまなざしで僕をみすえた 法律のうえで、僕は出版社の社長さんです。名刺にも桃山堂株式会社代表取締役社長と印刷されています。 実態をあらわしていないような気がして、初対面で名刺…