桃山堂ブログ

歴史、地質と地理、伝承と神話

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「eBookジャーナル」創刊記念セミナーで、電子書籍への妄想はさらに膨張した

【お詫びと言い訳】当ブログは開設当初、「個人出版モタモタ実験工房」のタイトルで、時系列的に出版をめぐる体験談を書こうとしていたのですが、いつのまにか、「歴史ブログ」になってしまったので、サイト名を「桃山堂ブログ」と変更しています。このエン…

ニッチでマニアックな電子書籍に未来はあるのか

河原の石(自分撮影) 商業出版するには、テーマが狭すぎた 前回につづいて、大手出版社に送りつづけた秀吉本企画が、どうしてボツになったのかについて検討してみます。 僕がやっている小さな個人出版社・桃山堂から、出版した本はいまのところ、以下の四冊…

本とアマチュアリズム

アサガオ咲いた。 なぜ、秀吉本企画はボツになったのか 豊臣秀吉の<謎>をテーマとする本を企画し、主だった出版社に企画を売り込んだのですが、すべてボツだった経緯については、すでに報告させていただきました。 きょうからは、それをふまえて、「なぜ、…

国会議員も市会議員も「くじ引き」で選ぼう!

自分撮影。海は遠いので川の波です。 トフラーさんの選挙制度改革案 国会議員、地方議員は、くじ引きで選ぶのも一案ではないか──。 最近、読んだその本にそう書いてあるのをみて、その通り! だと拍手喝采しました。 一九八〇年ごろ、高校生だった僕は、父親…

散らかってますが、トフラーさんの予言みたいな僕の仕事場

電脳住宅の未来 イギリスのEU離脱が決まった国民投票の直後、読売新聞朝刊の一面コラムで、アルビン・トフラー氏の『第三の波』が引用されていました。 何十年ぶりかで読み返してみると、おどろくほど新鮮です。現在の自分に照らして、考えさせられること…

殺生関白──日本史上、最高で最悪のダジャレ

秀次の居城だった八幡山城の城跡にある瑞龍寺にて。自分撮影。 命がけの政権批判だったのか 摂政・関白といえば、もちろん、公家の最高位で天皇の補佐役です。 殺生関白といえば、豊臣秀次というくらい、こちらも有名です。 摂政/殺生という同じ発音で違う…

豊臣秀次──捨て子の側室をもつ関白

自分撮影。秀次をとむらうため、母が開いた瑞龍寺(滋賀県近江八幡市) 秀次の側室リストの三〇人 僕がやっている小さな出版社のテーマのひとつが豊臣秀吉なので、このブログでも時々は、そちら関係の話題を書きたいとおもっています。 NHK大河ドラマ『真…

実験工房というけど、いったい何を研究しているのか

【お詫びと言い訳】 当ブログは開設当初、「個人出版 モタモタ実験工房」を名乗っていました。このエントリーのタイトルを「実験工房というけど、いったい何を研究しているのか」としたのはそういう理由です。たいした実験ができないので、サイト名を変更し…

ほんとうの勝負はこれからだ!

自分撮影。近くの公園。 なぜ、新聞社をやめて小さな出版社などやっているのか どうして読売新聞社をやめて、吹けば飛ぶような小さな一人出版社などやっているのか──ということは、初対面の人にときどき聞かれることです。 もちろん、こんな露骨な言葉ではあ…

自費出版に毛のはえた程度の出版社、苦悶の日々の報告です。

自分撮影。ブログ開設日の空。 ハウスクリーニング会社の社長さんは疑惑のまなざしで僕をみすえた 法律のうえで、僕は出版社の社長さんです。名刺にも桃山堂株式会社代表取締役社長と印刷されています。 実態をあらわしていないような気がして、初対面で名刺…